引っ越しをする際、その地域のことを知っておきたいという方は多いのではないでしょうか。
とくに、どのような施設があるのかを把握しておくと、引っ越し後の生活がイメージしやすくなります。
そこで今回は、愛知県稲沢市にある「尾張大國霊神社 国府宮」の魅力をご紹介します。
稲沢市に引っ越しを検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら稲沢市の魅力〜尾張大國霊神社(国府宮)とは〜
尾張大國霊神社 国府宮は、稲沢市国府宮にある神社です。
「はだか祭」の開催地として有名で、知っているという方も多いのではないでしょうか。
そんな尾張大國霊神社 国府宮では、「はだか祭」のほかにも多くの見どころがあります。
まずは、尾張大國霊神社 国府宮が、どのような神社なのかを知っておきましょう。
御祭神
尾張大國霊神社 国府宮の御祭神は、尾張地方の國霊神(くにたまのかみ)です。
尾張人の祖先がこの地に移住し、開拓をしていくなかで、自分たちを養う土地の霊力を神と祀ったものです。
由緒
尾張大國霊神社 国府宮は、尾張地方の総鎮守神・厄除神・農商業守護神として信仰されています。
奈良時代、国衛(こくが)の隣に御鎮座していたことから、尾張国の総社と定められました。
「国府宮」と呼ばれるようになったのは、祭祀を国司自らが執りおこなっていたことが所以といわれています。
社殿
尾張大國霊神社 国府宮の社殿は、以下のような形式になっており、「尾張式・尾張造」と称されています。
社殿は本殿、渡殿、祭文殿、東西の廻廊、拝殿、楼門と建ち並んでいます。
なかでも、拝殿と楼門は、重要文化財に指定されています。
境内には、本殿に接する形で、5個の大きな自然石が円形に立ち並ぶ「磐境」があります。
現代のように、社殿を建てて神様をお祀りするといったことが始まる前、人々はこの磐境にて、感謝と祈りを捧げる祭祀を執りおこなってきました。
つまり「磐境」は、いわゆる神社の原始的祭場です。
尾張大國霊神社 国府宮が、古くより創始されていたことが伺えるでしょう。
そのほか、大御霊神社と宗形神社といった別宮もあります。
大御霊神社では、大歳神之御子が境内の南西に鎮座し、宗形神社では、田心姫命が境内の北東に鎮座しています。
このように、尾張大國霊神社 国府宮の境内には、たくさんの見どころが揃っているのです。
御神宝
尾張大國霊神社 国府宮の御神宝には、大鳴鈴・陶製狛犬・獅子頭の3つがあります。
どれも室町時代頃に作られたもので、歴史ある品です。
また、3つすべて稲沢市指定文化財に指定されています。
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稲沢市の魅力〜尾張大國霊神社 国府宮のはだか祭〜
尾張大國霊神社 国府宮では、「はだか祭」が有名です。
メディアで取り上げられたこともあり、知っているという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、尾張大國霊神社 国府宮でおこなわれる「はだか祭」について解説します。
はだか祭とは?
はだか祭は、毎年旧暦正月13日に、尾張大國霊神社 国府宮にておこなわれる祭りです。
正式名称を「儺追神事(なおいしんじ)」といいます。
祭りの起源は、奈良時代の神護景雲元年(767年)に、尾張国司が、尾張総社である尾張大國霊神社で厄払いをしたのがきっかけといわれています。
そこに、裸の寒参り風習があわさり、江戸時代末期には、今のような祭りの形態になりました。
また、はだか祭のルーツには、儺負捕りが関係しているといわれています。
その昔、その年の災厄を負わせる「儺負人(なおいにん)」として、男を捕らえる「儺負捕り」ということがおこなわれていました。
現在のはだか祭は、その儺負捕りを継承しているとされています。
はだか祭ってどんな祭り?
はだか祭の中心は、42歳と25歳の厄年の男性たちです。
尾張一円から、サラシの褌に白タビ姿をした、数千人の裸男が集まります。
威勢の良い掛け声とともに、裸姿の男性たちが揉み合う姿は圧巻です。
また、女性や子どもなど裸になれない方たちは、願いを込めた「なおい布」を、「なおい笹」に結び付けます。
裸の男性たちは、そのなおい笹を担ぎながら、威勢よく境内へ駆け込み、厄除けを祈願するのです。
なおい笹の奉納を終えると、「儺負人(神男)」が登場し、祭りはさらに盛り上がりを見せます。
儺負人に触れると厄落としができるということから、儺負人に触れようと凄まじい揉み合いになるのです。
巨大な大鏡餅
はだか祭の見どころは、男性たちの熱い揉み合いだけではありません。
祭りの前日に、奉納地区から神社に奉納される、巨大な「大鏡餅」も見どころです。
その大鏡餅は、なんと50俵取りという大きさで、重さにすると約4トンにも及びます。
大型クレーンを使って、大鏡餅が奉納される姿は見事で、一見の価値ありです。
また、この大鏡餅を食べると、無病息災との言い伝えがあり、旧暦正月14日には、切り分けられた鏡餅が参拝者に頒布されます。
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稲沢市の魅力〜尾張大國霊神社 国府宮のアクセス方法〜
最後に、尾張大國霊神社 国府宮までのアクセス方法を解説します。
また、稲沢市の住みやすさについても解説するので、ぜひあわせてご覧ください。
尾張大國霊神社 国府宮までのアクセス方法
尾張大國霊神社 国府宮の周辺には、4つの駐車場が用意されているため、車を利用する方にも安心でしょう。
また、電車でのアクセスも良好です。
尾張大國霊神社 国府宮の所在地やアクセス方法については、以下をご参照ください。
●所在地:愛知県稲沢市国府宮1丁目1番1号
●駐車場:あり
●アクセス方法(自家用車):名古屋方面から国道22号線「中之郷南」交差点左折/岐阜方面から国道22号線「中之郷南」交差点右折
●アクセス方法(徒歩・電車で参拝の場合):名鉄本線「国府宮駅」の北口より徒歩3分/JR東海道本線「稲沢駅」より徒歩15分
稲沢市の住みやすさはどう?
ここまで、尾張大國霊神社 国府宮の特徴や見どころについて解説してきました。
そんな、魅力あふれる尾張大國霊神社 国府宮がある「稲沢市」は、どのような街なのでしょうか?
稲沢市は、平成17年4月に旧平和町・旧祖父江町が合併しました。
愛知県の北西部に位置しており、その特徴はなんといってもJRや名古屋鉄道やバスによって名古屋市への交通アクセスが良いことです。
実際に、稲沢市に住んでいる方からは、以下のような声が多く見られました。
●名古屋に近く、通勤・通学に便利
●名古屋市にも近く、落ち着いた環境で、生活に便利なものが揃っている
●最寄り駅から都市部に出るのにとても便利なのに、田畑も多く、自然も残っており、静かな環境で過ごせる
稲沢市は立地の良さ以外にも、自然が多く、落ち着いた雰囲気であることが、住みやすいと評価されているようです。
また、市内には病院やショッピングセンターなどの生活に必要な施設も揃っているため、一人暮らしの方からファミリー世帯まで、幅広い年代の方におすすめできるエリアでしょう。
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まとめ
今回は、愛知県稲沢市にある「尾張大國霊神社 国府宮」について解説しました。
尾張大國霊神社 国府宮では、「はだか祭」が有名ですが、そのほかにも多くの見どころがあります。
稲沢市に引っ越しをしたら、休日に参拝をかねて、境内をのんびり散歩するという過ごし方もできることでしょう。
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